イオンモールには、イオンの保険相談カウンターが設けられている店舗があります。
イオンカードをもっている人は珍しくないでしょうし、今やイオンは銀行も経営しているので、イオンで保険に加入することに抵抗を感じない人も多いのではないでしょうか。
この記事では「口コミや評判を参考に、元保険屋がイオンの保険相談を他の保険相談サービスと比べたときの特徴やメリットなどについて」解説します。
Contents
「生命保険に加入したいけどどれがお得なのかわからない」
「保険料の負担がきついから解約しようか迷っている」
現在日本で加入できる生命保険会社は数十社にのぼり、各社それぞれたくさんのプランを提供しているため、一人で保険選びをするのは非常に難しいです。
イオン保険祖運談などの無料保険相談サービスでは、保険の専門家(ファイナンシャルプランナー)があなたに最適な保険を紹介してくれます。
保険相談は無料で出来ますし、もちろん「お話だけ聞いて加入しない」でもOK!
事前におすすめの保険相談について知っておきましょう。
イオンの保険相談の特徴
2018年7月現在、イオンの保険相談カウンターは全国で188店舗に設けられています。イオンのショッピングモールの数が274店舗なので、その大半に保険相談カウンターが用意されているということになります。
公式サイト:イオン保険サービス
仮にイオンのショッピングモールが近くになかったとしても、イオンの保険相談ではインターネットを利用した保険相談を受け付けています。
一定の条件を満たすパソコンのほか、Android・iPhoneの両方に対応したアプリが用意されていますのでスマホからの相談もできます。これが他の保険相談サービスと違う最大の特徴です。
イオンの保険相談は乗合代理店(複数の保険会社の商品を取り扱う代理店)です。取り扱っている保険会社の数は29社で、その内訳は生命保険会社が10社、損害保険会社が17社、少額短期保険業者が2社です。ペット保険の取扱いもあります。
なお相談のイメージをつかみたい人は、以下の公式動画をご覧ください。
ライフプランシミュレーションをやってみよう
ところでみなさんは「ライフプラン」という言葉を聞いたことはありますか?
マネー系の雑誌を読んでいたりマネーセミナーに参加したことがあったりすれば名前くらいは知っているかもしれませんが、大半の人は聞いたことがないのではないでしょうか。
イオンの保険相談の公式サイトでは、ライフプランのシミュレーションができるページを用意しています。
ライフプランシミュレーションとは、生涯におけるお金の流れをシミュレーションするものです。
家計簿をつけている人は多いでしょうが、家計簿はあくまでもお金の使いみちを記録した過去の情報にすぎません。これに対しライフプランシミュレーションは、将来における家計の収支を一生のスパンで予測するための手段です。
一生の中ではマイホームの購入や子どもが大学に進学するときなど、大きなお金が出ていくことがあります。そうしたときに備えて貯金をしている人がほとんどでしょうが、漠然と金額だけ決めているのではないでしょうか。
しかし、ライフラインのシミュレーションをすることで、いつまでにいくら必要なのかを明確にすることができます。
言葉で説明してもわかりにくいので、次に解説するとおりに実際に手を動かしてやってみてください。
ライフプランシミュレーションの使い方
公式サイトの下のほうに「ライフプランシミュレーション」という項目がありますので、そこをクリックしてください。画像はすべて公式サイトからの引用です。
公式サイト:イオン保険サービス
「簡易シミュレーション」と「詳細シミュレーション」がありますが、詳細シミュレーションを利用してください。
画面の左側に「基本設定」と「オプション設定」があります。実際に操作すれば使い方はわかりますので、自身の条件を入力してください。すべての入力が終わったら「分析結果を表示する」をクリックしてください。
そうすると以下のような画面が出てきます。
「ライフイベント表」「収入と支出の比較」など5つの項目が見られますが、その中でもまず「貯蓄残高推移グラフ」をご覧ください。あなたの計画をそのまま実行すると、貯蓄残高がどうなるかが視覚的にわかります。
これが赤字になるようなら問題ありということです。
ライフプランシミュレーションをするといつまでにいくら必要なのかが明確にわかるので、とても便利です。
ライフプランシミュレーションは保険加入の必要性を判断するのに役立つ
ライフプランシミュレーションは、本格的な保険相談が初めての人であればどこで相談をしてもやってくれます。なぜなら保険の必要性を判断するうえで役立つからです。
たとえば子どもが産まれたばかりの家庭の場合、一家の大黒柱に万が一のことがあると遺族は生活に困ることが多いです。公的な保障もありますが、通常はそれだけでは生活費が不足します。
保険屋さんやファイナンシャルプランナーはそのことがよくわかっているのですが、言葉でそれを説明しようとしてもなかなかわかってもらえません。
しかし、こうしたシミュレーションを見せて「40歳で貯金が底をつきます」と説明すればすぐわかってもらえます。このタイミングで死亡保険のセールスをすると契約につながるわけです。
ライフイベント表の一番下までスクロールすると、世帯主が死亡したときのシミュレーションができるようになっています。世帯主の死亡年齢を入力して「設定内容を反映する」をクリックしてください。
そうすると以下のような「必要保障グラフ」を見ることができるようになります。この金額は死亡保険の保険金額として必要な金額(必要保障額といいます)です。小さな子どもがいる家庭なら必ず相談で出てくるので覚えておいてください。
ライフプランシミュレーションをすると、老後にお金が足りるのかどうかもわかります。生涯の資金繰りを把握することはとても大事なので、表計算ソフトが使えるなら自身で作ってみるのもおすすめです。
イオンの保険相談のメリット・デメリット
ここでは他の保険相談サービスと比べてイオンの保険相談はどうなのかという点について解説します。
イオンを普段から利用していればイオンに対して良いイメージをもっているでしょうが、保険加入について相談すべきかどうかは別問題なので、以下の内容を参考にしてよく考えてみてください。
イオンの保険相談のメリット
イオンの保険相談には以下のようなメリットがあります。
<メリット>
- 身近なイオンで相談できる
- インターネットで相談できる
身近なイオンで相談できる
イオンが近くにあれば、生活の拠点として利用している人も多いでしょう。
本格的な保険相談だけでなく、たとえば海外旅行の予定があって海外旅行保険について知りたいときや自動車保険の更新が近づいているときなど、買い物ついでに気軽に寄って相談できるというのがメリットです。
インターネットで相談できる
保険相談サービスは数多くありますが、インターネットで相談できるところは珍しいです。
近くにイオンがなく店舗まで出向くのが面倒だったり、他社の訪問相談サービスで自宅に来てもらうのが嫌だったりするときは便利です。
ただし対面でないと十分な相談ができませんので、保険会社によってはインターネットでの相談を認めていないところもあるでしょう。ネットでの相談を利用する場合、イオンの保険相談で扱っているすべての保険に加入できる可能性は低いと考えておいてください。
イオンの保険相談のデメリット
では逆にイオン保険相談にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
- 相談員がファイナンシャルプランナーの資格をもっているかどうかわからない
- 取扱をしている保険会社にやや偏りがある
相談員がファイナンシャルプランナーの資格を持っているかどうかわからない
保険の相談員であっても、できればファイナンシャルプランナー資格をもっているほうが望ましいです。
ファイナンシャルプランナーの実務家でなくても、資格を取るにあたりお金のこと全般について学ぶからです。保険はリスク管理の手段としての位置づけなので、ファイナンシャルプランナーの資格をもっていれば保険を押しつけようという意識は薄れます。
保険ショップでもすべての相談員がファイナンシャルプランナー資格をもっているところもあるので、この点が気になるなら他の保険相談サービスを利用するほうが良いかもしれません。
取扱いしている保険会社にやや偏りがある
先述したとおりイオンの保険相談で取り扱っている保険会社の数は29社で、他の保険相談サービスと比べても見劣りしない水準です。
ただ、そのラインナップを見ていると実質的に同じ保険会社であったり、知名度が低く一般の人があまり利用しない会社も含まれていたりして、実質でみるともっと数は少ないといえます。
それでも数として不十分とは言えないのですが、充実した商品選びをしたいなら他の保険相談サービスも検討してみるのがおすすめです。
まとめ
イオンで日常的に買い物をしているなら、そのついでに保険の相談もできるのは便利ですよね。身近なイオンで相談にのってもらえるならありがたいと感じる人も多いのではないでしょうか。
ただし冷静に保険相談サービスとしての価値を考えると、他のサービスと比べてきわだった優位性を感じないというのが正直なところです。
保険は一生のことなのでイメージで決めず、他の保険相談サービスも検討してから決めるのが良いでしょう。
「生命保険に加入したいけどどれがお得なのかわからない」
「保険料の負担がきついから解約しようか迷っている」
「自分にとって一番最適な保険に入りたい」
現在日本で加入できる生命保険会社は数十社にのぼり、各社それぞれたくさんのプランを提供しているため、一人で保険選びをするのは非常に難しいです。
保険のビュッフェが提供する無料保険相談サービスでは、保険の専門家(ファイナンシャルプランナー)があなたに最適な保険を紹介してくれます。
保険相談は無料で出来ますし、もちろん「お話だけ聞いて加入しない」でもOK!
ご検討ください。
※保険の見直し一つで年間数万円以上の保険料が変わってくることもあります