日本では約9割の方が生命保険に加入しており、加入しようと決意する時期は皆様々であると思われます。
しかし20代ともなると加入率は50%程度と大きく下がります。
一昔前は勤める会社に生命保険の販売員、いわゆる保険のおばさんが勧めるままに加入するのが当たり前でしたが、現在はそういった販売員も減少し、加入するべきか迷う人も多いと思います。
本ページでは特に20代の方向けに、以下の内容についてお伝えしていきたいと思います。
- どのようなタイミングで考えるのか?
- どのタイミングがベストなのか?
Contents
生命保険を考えるタイミングは?
普段生きていく中で、保険のことを考えることはなかなか日常ではないと思います。
仕事やプライベートで忙しく、CM等を見た時ぐらいになんとなく「保険に入らないといけないな~」と考えたりするとは思いますが、加入までには至る方はあまりいないでしょう。
しかし、そんな日常の中でも自ら「保険に今入らないと!」と積極的に思う出来事があります。
- 社会人をきっかけに
- 結婚・子どもが生まれたタイミング
- 自身が病気やけがをしてしまった
社会人をきっかけに
今まではケガや病気をしても親が面倒を見てくれていたので、保険なんてもちろん考えなくてもよかったのですが、以下のようなことを思うときに保険の加入を考えます。
「さすがに社会人になっても親に面倒を見てもらうわけにはいかない」
さらに、新社会人に向けて会社内で保険セミナーを行い、保険加入を促す会社も多くなってきているそうです。
親から自立したときに、自分のことは自分で責任をもってしっかりしないといけないと考え、社会人になったタイミングで保険を考えるようになります。
結婚、子供が生まれたタイミング
独身の時は何かあっても自分だけなので「別にいいかな」と思う方が多いです。
しかし結婚をしたり子どもが生まれると(特に男性は)、守らないといけない人たちができるます。自分が万が一の時に迷惑をかけたくないという思いで、保険に入ろうと考える方がいます。
そもそも生命保険は稼ぎ頭の夫に先に逝かれた際に、残された家族(妻子)が生活出来なくなるのでその救済措置として誕生しました。
保険に加入するタイミングとしては一番多いかもしれません。
自身が病気やケガで一時的に働けなくなってしまった時、死んでしまった時に大切な家族を経済的な面で迷惑をかけまいと、積極的に考えるのでしょう。
自身が病気やけがをしてしまった時
自分は健康だから、病気もしない。
普段気を付けているから事故やケガもしないと考えて今まで生きてきた方で、自分には保険とは無縁と思っていても、さすがに自身がそうなると「保険に入りたいな」と考えるでしょう。
保険に入らないといけないと思う3つの出来事をあげました。
- 社会人をきっかけに
- 結婚・子どもが生まれたタイミング
- 自身が病気やけがをしてしまった
「じゃあ自分のタイミングでその時に入ればいいや~」というわけではありません。
保険はいつでも加入出来るわけではない
いつでも保険に入れると思われていませんか?
たとえば先述した「自身が病気やけがをしてしまった時」では、保険に加入できないか、条件付きでしか加入を許されないことになります(保険料の割り増しや、保険金の削減等)。
というのも、保険は加入前に必ず健康状態・病歴を尋ねます。
このことを「告知義務」と言い、生命保険会社が尋ねることについて、ありのままの事を告知する必要があります。
その時にウソや事実と異なることを伝えたときは「告知義務違反」となり、保険金が支払われません。悪質だと判断された場合、そのまま保険契約が解除されることもあります。
「自身が病気やけがをしてしまった時」では以下のようなことになります。
- 保険に加入できない
- 条件付きでしか加入を許されない(保険料の割り増しや、保険金の削減等)
理由:保険は加入前に必ず健康状態・病歴を尋ねます。このことを「告知義務」と言います。
ウソや事実と異なることを伝えたときは「告知義務違反」になります。
良い保険商品ほど保険金を支払う要件が軽かったりするので、血糖値が少し高かったり、コレステロール値が少し高かったりするだけでも引っかかる可能性はあります。
また、最近ではうつ病や精神障害という心の病でも保険に入ることは難しくなってきています。
それ故、ケガや病気をした時点で保険を考えても既に遅いです。健康な時だからこそ、保険にしっかり入り将来のリスクに備えることが大切です。
また、保険料は若いうちから入っておいたほうが支払う総額が安いです。20代で保険を入るのと、30代、40代で入るのでは、病気のリスクも増えるため月々の支払は2倍、3倍もの差があります。
さらに、保険に加入をしていて見直しをしたい時、健康状態に少し問題がある場合でも多少優遇されることがあります。新規で入るともちろんそうはいきません。
- 健康な時に加入しておくこと
- 若いうちから加入していると安く済む
- あらかじめ加入していると健康状態に異常があっても優遇されることがある
若くて健康なうちに保険は入るべし
前述で述べたことから、ズバリ保険は若くて健康なうちに加入することが一番のベストタイミングだと思います。
しかし、20代の若者は保険を勉強する機会や健康面でも特に心配なことがない方がほとんどなので、20代の保険加入率はまだまだ低いと思われます。
また、「保険なんてかけるだけ無駄だ」と思っている方はたくさんいるでしょう。
保険にお金をかけるくらいなら、趣味や飲み会、旅行などにお金をかけたいという若者も多いです。
しかし例えば飲み会を少し減らしたり、コンビニでのついで買いをなくしたり、週1で自炊をしたりと工夫をすれば、少しずつでも節約でき、保険料に回すお金も多少できるでしょう。
自分はケガや病気にはならないと思っていても、いざ万が一自身に何かあってしまったら、せっかく社会人になって自立したのに、また親に面倒を見てもらわないといけないと思うと、家族に経済面でも精神的な面でも多大な迷惑をかけてしまうことになります。
また、将来家族になるであろう配偶者や子供も守れない可能性もでてきます。
それ故、自身や家族を守るためにも保険に加入し、金銭的な面で困らないようにすることが必要です。
生活費を圧迫しながら保険をかけるのはよくないので、自分が無理なく毎月払える保険を持ちましょう。
しかし、安すぎるのもそれに見合った保障なのでよく内容を理解してから加入しましょう。
まとめ
生命保険は若くて健康なうちに加入することが良いでしょう。
今や保険会社はたくさんあり、自分に見合った保障を見つけるのは大変ですが、「ほけんの窓口」や「見直し本舗」など多数の保険商品を取り扱っているところもあります。
相談や見積もり等であれば無料でできますし、インターネットでも簡単に見積もりや細かい商品内容が記載されています。時代の流れに伴って、保険も段々と身近な存在になりつつあります。
今の時代は昔ほど人との関わりが希薄化しています。
昔は万が一何かあっても、親戚や近所の人たちの協力も借りてなんとか生きていくことができていましたが、今や個人の時代なので、自身がしっかりしていないと万が一何かあってしまったら取り残されて行ってしまいます。
自分は自分自身で守る。若いちから自助努力をしていくことが大切でしょう。
そして、せっかくの保険を考えるタイミングで曖昧にしていると、仕事やプライベートの忙しさで保険は二の次になり、入るタイミングを逃してしまいます。
そうならないためにも、上記で述べたように若くて健康なうちに、面倒くさがらずにしっかり将来を見据えて生命保険をかけましょう。
「生命保険に加入したいけどどれがお得なのかわからない」
「保険料の負担がきついから解約しようか迷っている」
「自分にとって一番最適な保険に入りたい」
現在日本で加入できる生命保険会社は数十社にのぼり、各社それぞれたくさんのプランを提供しているため、一人で保険選びをするのは非常に難しいです。
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※保険の見直し一つで年間数万円以上の保険料が変わってくることもあります