あなたはジブラルタ生命のドル建て保険「米国ドル建てリタイアメント・インカム」を知っていますか?
「米国ドル建てリタイアメント・インカム」にはプルデンシャル生命から販売されているものもありますが、
「ジブラルタ生命のものはどんな特徴があるのだろう?メリットやデメリットは?」
と疑問に感じている人も多いでしょう。
また、円建てのリタイアメント・インカムにするかどうか迷っている方もいると思います。
そこで今回はジブラルタのドル建て保険「米国ドル建てリタイアメント・インカム」について、内容を詳しくご説明します。
Contents
ジブラルタのドル建て保険「米国ドル建てリタイアメント・インカム」はおすすめできる?
この保険は「米ドル建て」の生命保険です。
日本円で支払ってドルで受け取るという仕組みの保険で、保険商品としては「養老保険」に近い特徴をもっているので 「特殊養老保険」と呼ばれています。
「死亡保険と積み立ての両方ができる保険」と考えておくといいでしょう。
以下で詳しい特徴について解説していきます。
自分や家族に将来において積立てによる資産形成が可能
毎月一定額の保険料を積み立てていく形になるので、コツコツと積み立てて老後の自分の生活や家族のための資産形成ができます。
65歳以降になると年金として毎月積み立てたお金を20年間生きている限り受け取ることができます。
受け取る年金は年1回~年12回と受け取り回数を自分で選択可能です。
もし年金受け取り期間中に死亡してしまった場合は残存期間に対する年金に相当する金額を「死亡一時金」として受け取ることができます。
保険料は毎月少しずつ積み立ててもいいのですが、半年や1年払いも可能です。
万が一の場合、払込期間中、死亡保障がある
契約者が万が一保険料払込期間までの間に死亡した場合は、死亡保険金が受け取れます。
死亡した場合に受け取れる金額は(年金金額×100)です。
老後のための積み立てをしながら死亡時の補償もできる保険となっています。
毎月の保険料から日本円か米国ドルで選べる
基本は円で支払って、ドルで受け取るという保険ですが「円換算支払特約」をつけていれば受け取りの際に円に換えることができます。
ただし手数料がかかったり、円にする際の為替レートによって受け取る金額は増減します。
ドルのまま保有したい場合は、特約は必要ありません。
保険料払込満了後、年金や一時金で保険金の受取が選べる
65歳になれば年金として積立金を受け取れると説明しましたが、年金としてではなく「一時金」として一括で受け取ることが可能です。
基本は20年に分けて受け取るという形ですが、その時の生活の状況などに合わせて受け取り方を変えることが可能です。
「米国ドル建てリタイアメント・インカム」のメリットとは?
様々な特徴を持つジブラルタ生命の米国ドル建てリタイアメント・インカムのメリットを詳しくご紹介していきます。
受け取る際に米ドルから日本円に換えられる
前述したように、特約を付けることで年金として受け取る際に日本円にすることが可能です。
ドルでも日本円でも受け取りが可能なので、その時の為替レートを見て得をする方法で受け取ることができるということになります。
この仕組みがあることから、特殊養老保険は「投資」としての側面も持っていると言われています。
養老保険のため、満期時に約150%を超える返戻率あり
国内の養老保険は返戻率が低く、場合によっては払った分より受け取る額が少なくなってしまうというケースもあります。
一方、特殊養老保険と呼べれるジブラルタ生命の「米国ドル建てリタイアメント・インカム」は、返戻率が高いと注目されています。
約150%以上の返戻率になるケースもあります。
普通の養老保険では110%でも良い方だと言われているので、150%という数字は非常に高い返戻率だと言えます。
ただしこれは為替レートによって異なるもので、場合によっては損をしてしまう可能性もあります。
このような為替レートの変動によって損をする可能性があることを「為替リスク」といいます。
返戻率が150%を超える可能性もあるが、その逆もあり得るということになりますので注意しておきましょう。
商品のパンフレットが他社の外資系保険と比べて分かりやすい
ジブラルタ生命のはインターネットでパンフレットをダウンロードすることが可能です。
いつでもチェックできるのでわかりやすく、疑問があってもわざわざ電話をしたりお店に出向いて説明を受ける必要がありません。
特約付加の場合、介護医療保険料控除に該当する場合あり
特約の中に「疾病障害による保険料払い込み免除特約」というものがあります。
この特約は払込期間中に病気で働けなくなってしまった場合に保険料の支払いが免除されるというもの。
この特約の保険料に関しては「介護医療保険控除」に分類されるので、節税にもつながります。
「米国ドル建てリタイアメント・インカム」のデメリットとは?
メリットも多い保険ですが、いくつかチェックしておくべきデメリットもあります。
詳しくご紹介しますので参考にしてみてください。
支払う保険料の額が変わる
「ドル建て」なので、支払う金額はドルの価値によって左右されます。
ジブラルタ生命所定の為替レートの変動に応じて毎回支払額は変動します。
国内の養老保険とは違い、支払う保険料の額が大きく変わってしまうこともあるので注意しておきましょう。
為替リスクがある
支払う金額が為替レートによって異なることはもちろん、受け取る年金や保険金、解約返戻金なども為替レートによって左右されます。
この仕組みによって受け取る年金などが、支払った保険料総額を下回って損失が出る可能性があることを「為替リスク」といいます。
ドルの価値の変動によっては国内の養老保険よりも得をする可能性もありますが、同時に損をする可能性も0ではありません。
換算ルートなどの為替手数料がかかる
受け取る際に日本円にする場合は「為替手数料」などもかかります。
受け取る金額が大きければ為替手数料もその分大きくなるので、この手数料分も頭に入れておきましょう。
満期になると死亡保障がなくなる
死亡保障は満期になるとなくなりますので、受け取り開始後に死亡した場合は<年金月額×100>の死亡保険金は受け取れません。
ですが前述したように受け取り開始後から20年間の間に死亡した場合は受け取れるはずだった年金の原価に相当する一時金がもらえるので、早く死亡したからと言って損をすることはありません。
「米国ドル建てリタイアメント・インカム」はこんな人にオススメ!
ジブラルタ生命の米国ドル建てリタイアメント・インカムは以下のような方にオススメです。
- 万が一の備えとして死亡保障や老後の年金としての備えを考えている人
- 医療保険と資産形成のための死亡保障を分散して持ちたい人
- 投資の側面を持つ保険に興味がある人
- ドル建ての保険商品に興味がある人
まとめ
今回はジブラルタ生命の米国ドル建てリタイアメント・インカムについて詳しくご紹介してきました。
返戻率などを見ると魅力的なメリットばかり。
老後と万が一の場合の両方に備えることができるので、保険を何種類もかけるのではなくまとめて契約したいという方にも適しています。
ですが、為替リスクなどのデメリットもいくつかありますので、自己判断で安易に契約することはお勧めできません。
まずは一度ライフプランナーなど保険の専門家に相談してみて、自分に合った保険かどうかを相談してみることをオススメします。
「生命保険に加入したいけどどれがお得なのかわからない」
「保険料の負担がきついから解約しようか迷っている」
「自分にとって一番最適な保険に入りたい」
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