がん保険

SBI生命のクリック定期!を考えているなら保険料を徹底比較しよう

SBI生命の「クリック定期!」は、インターネット申込専用の定期保険です。

定期保険はとてもシンプルな商品なので一般の人でも商品比較が簡単です。基本的に保険料を見ていれば大きく失敗することはありません。

そのため定期保険を選ぶときは保険料を他社商品と徹底比較して決めるべきなのですが、比較するときに気をつけるべきポイントがいくつかあります。

この記事ではSBI生命「クリック定期!」を検討している人に向けて、他社との比較を行ううえでのポイントを解説します。

SBI生命「クリック定期!」のメリット・デメリット

SBI生命「クリック定期!」のメリットはネットだけで手続きが完結するという点です。保険屋さんからうっとおしい営業を受けたことがある人なら、これをメリットに感じるでしょう。

しかし、この手軽さがデメリットにもなります。一般の人が付け焼き刃の知識で判断して保険に加入すると、思わぬ落とし穴にハマることがあるからです。

ただ定期保険は選び方が簡単なので落とし穴にハマる確率は低いです。次に解説するポイントをおさえて選べば失敗する可能性はとても低いので、よく理解してから商品の検討をしましょう。

一般の人が中途半端な知識で保険について語っているのをネットでよく見かけます。保険を正しく理解するためにはかなりの勉強が必要なので、こうした意見に流されないように注意してください。

SBI生命「クリック定期!」を検討するうえで他社と比較するポイント

定期保険は保険料だけを見て比べてもそれほど問題は起きませんが、保険料を比較するうえでまったく注意点がないわけではありません。ここでは定期保険を選ぶときに見るべきポイントを解説しておきます。

加入可能年齢

加入が可能な年齢は満20歳からとしているところが多いです。加入の上限は保険会社によって60歳くらいまでのところもあれば70歳くらいまで可能なところもあります。

ただ、定期保険に加入する人は基本的に若い世代が多いのであまり問題にはならないでしょう。

保険期間の設定

定期保険の保険期間は10年・20年という「年満了」タイプと、60歳まで、65歳までのように年齢を基準として決める「歳満了」の2つがあります。初めから加入する期間の目処が立っているなら、契約時点で長めの保険期間で契約するほうが有利です。

設定可能な保険金額

保険金額は保険会社によって差があり、下限は300~500万円、上限は3000万円~1億円まで幅が広いです。

健康体割引の有無

保険会社によっては、保険の対象となる人の健康状態によって保険料に差をつけています。健康状態の判断は過去1~2年の喫煙の有無、BMI、血圧を基準にしているところが多いです。ただ定期保険ではあまり多くありません。

なお後述しますが、健康な人は健康体割引のある保険会社で契約するのが最も有利とは限りませんので注意してください。

特約

定期保険に付加できる特約はあまり多くありません。付加できる特約としてポピュラーなのはリビングニーズ特約、災害割増特約、傷害特約です。

リビングニーズ特約とは、余命半年以内と医師から宣告されたときに保険金の前払いをしてもらえる特約です。本来なら遺族の生活費としてあてるべき金額ではありますが、生前に受け取ることで治療費として利用したり、被保険者の最後の希望を叶えたりという使い方が可能です。これは無料で付加できます。

また、災害割増特約や傷害特約は付加しないことをおすすめします。傷害特約はまだ検討の余地がありますが、災害割増特約は意味がありませんのでやめましょう。

リビングニーズ特約は使う機会がほとんどありませんが、知っていればいざというときに役立つので覚えておきましょう。

以上の点について、SBI生命のほか4社の商品を比較してみますので参考にしてください。

SBI生命 メットライフ生命 オリックス生命 ライフネット生命 アクサダイレクト生命
加入可能年齢 満20歳~満69歳 満20歳~満65歳(契約期間によって異なる) 満20歳~満65歳(契約期間によって異なる) 満20歳~満70歳 満20歳~満59歳
保険期間 10年(80歳まで更新可) 10年
20年
60歳満了・60歳払済
65歳満了・65歳払済
10年満了
15年満了
20年満了
25年満了
30年満了
60歳満了
65歳満了
70歳満了
75歳満了
80歳満了
(契約年齢によって異なる)
10年
20年
30年
65歳まで
80歳まで
90歳まで
(契約年齢によって異なる)
10年
55歳満了
60歳満了
65歳満了
70歳満了
保険金額 300万円~1億円 500万円~5000万円 500万円~3000万円 300万円~1億円(契約年齢によって異なる) 500万円~1億円
保険金額の設定単位 100万円単位 100万円単位 100万円単位 100万円単位 100万円単位
健康体割引 なし あり なし なし なし
特約 災害割増特約/傷害特約/リビングニーズ特約 災害死亡給付特約/傷害特約/リビングニーズ特約/年金支払特約/給付金代理請求特約 リビングニーズ特約 なし 災害割増特約/リビングニーズ特約

SBI生命「クリック定期!」の保険料を他社と比較した結果

ここでは前項で取り上げた以下の商品について、保険料の比較を行います。

  • SBI生命「クリック定期!」
  • メットライフ生命「スーパー割引定期保険」
  • オリックス生命「Bridge」
  • ライフネット生命「かぞくへの保険」
  • アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの定期保険2」

試算の条件は以下のとおりです。

25歳男性・30歳男性・35歳男性・40歳男性、保険金額1000万円、保険期間10年、特約なし(2018年12月現在の試算)

各社ホームページで保険料を試算した結果は以下のようになりました(2018年12月現在)。

25歳 30歳 35歳 40歳
SBI生命 880円 990円 1,310円 1,860円
メットライフ生命
【ファーストクラス(非喫煙優良体)】 1,130円 1,140円 1,330円 1,800円
【セカンドクラス(非喫煙標準体)】 1,500円 1,640円 1,950円 2,590円
【サードクラス(喫煙優良体)】 1,640円 1,800円 2,160円 2,900円
【スタンダードクラス(標準体)】 2,090円 2,290円 2,730円 3,560円
オリックス生命 1,038円 1,168円 1,503円 2,090円
ライフネット生命 943円 1,068円 1,378円 1,925円
アクサダイレクト生命 920円 1,050円 1,360円 1,910円

メットライフ生命のスーパー割引定期保険は健康状態によって保険料が4段階にわかれるので、すべて試算しました。

これを見ると、大半の年齢でSBI生命が最安値になっていることがわかるでしょう(最安値にはアンダーラインを引きました)。

ただし、この試算は保険期間が10年であるという点に注意してください。保険の契約期間は10年だけでなく保険会社によっては20年もありますし、期間ではなく「60歳満了」のように年齢を基準として決める方法もあります。条件が違えば結論は変わります。

もう1点指摘しておきたいのは、保険の対象となる人が健康であったとしても、健康体割引のある保険会社が必ず最安値になるとは限らないという点です。

あたかも健康体割引を設けている会社はそうでない会社よりも保険料が安いという記述をよく見かけますが、この試算結果を見てもそうでないことはわかるはずです。そのため思い込まないように注意しましょう。

健康体割引がある=健康なら安い、とは限りません。

まとめ

医療保険やがん保険は比較をするのがとても難しいですが、定期保険は簡単です。そのためこの記事で解説してきたポイントをおさえれば、一般の人でもそれほど問題なく選ぶことは可能です。

ただ、ネットで保険料を試算できる保険会社には限りがあります。保険会社の数は多いので、もっと比較すればより保険料が安い保険会社が見つかる可能性があります。

より多くの商品を比較したいなら保険ショップのような複数の保険会社を扱う代理店(乗合代理店といいます)に行けば、全部おまかせで比較してもらえるのでラクです。

保険代理店に行くと営業されるのでイヤという人も多いかもしれません。しかし長くつきあえる良い代理店が見つかれば、契約の管理をまかせられるのでとても便利です。

そのため、しつこいセールスをしない優良な代理店を探してみてください。優秀な相談員に出会うことができれば保険屋さんの見方もガラッと変わりますよ。

良い代理店が見つかるまではいくつかの代理店を回る必要があるかもしれません。しかし、良い代理店が見つかったときのメリットはとても大きいので、この機会に乗合代理店を利用してみてはいかがでしょうか。

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