高利率で人気が高まっているドル建て保険を知っていますか?
ドル建て保険は円ではなくドルで運用する保険。
資産をドルに分散することでリスクが減ったり、金利が高いため賢く資産を運用したいという方に注目されている保険です。
実際に保険販売員からドル建て保険を勧められたという声も近年はよく聞かれます。
今回はその中でもジブラルタのドル建て保険「米国ドル建終身保険」について特徴やメリットデメリットなどをまとめてご説明します。
その中で運用しやすい、「低解約返戻金型」に着目して詳しく解説していきます。
Contents
ジブラルタのドル建て保険「米国ドル建終身保険」とは?
米国ドル建終身保険とは、家族や自分のために準備するドル建ての一生涯の保障保険です。
どのような保障内容なのか、その特徴を解説していきます。
- 一生涯において死亡・高度障害になったときの保障がある
- 低解約返戻金なので保険料が割安
一生涯において死亡・高度障害になったときの保障がある
死亡時には死亡保険金を受け取ることができます。
例えば残された家族の生活資金や、自分の死後に必要になる葬式や遺品整理などのお金として残すことが可能です。
死亡保障は一生涯なので、安心できます。
死亡時のみならず、高度障害状態になった場合は高度障害保険金という保険金が受け取れます。
死亡と高度障害になってしまった場合などの「万が一」に備えることが可能です。
低解約返戻金なので保険料が割安
この保険は「低解約返戻金型」と呼ばれています。
保険料を払っている期間中に解約すると、解約返戻金として払った分のいくらかを返してもらうことができるのですが、この金額を70%に抑えることで毎月の保険料を安くしています。
払込期間中に解約すると払った金額を下回る金額しか受け取ることができませんが、解約せずにちゃんと残しておけば損をすることはありません。
特約が選べる
この保険には様々な特約を付けることができます。
「特定疾病保証終身保険特約」という特約はがんや心筋梗塞、脳卒中などの特定の疾患になってしまった場合にそれ以降の保険料の支払いが免除されるというもの。
保険料は払わなくてよくなりますが、保障はつづくので安心です。
他には以下のような特約があります。
【そのほかの特約】
- 介護前払い特約…保険料払込期間が終わり、65歳以上で要介護状態になった場合に死亡保険金の一部を前払いしてもらえます。
- 疾病障害による保険料払込免除特約…がんなどの疾病以外にも特定の疾病状態となった場合に払込が免除されます。
- 保険料の支払い方法の選択に関する特約…支払う保険料や受け取る保険金は基本ドルで取り扱われますが、この特約を付けていれば円での支払いや受け取りが可能になります。この特約は保険料が不要です。
自分に必要な特約を付けることで、より充実した保障内容にグレードアップできます。
「米ドル建て終身保険(低解約返戻金型)」のメリットとは?
特徴や補償内容などから、どのような点がメリットとなるのか解説します。
- 毎月の保険料が少ない分、返戻金が高くなる
- 保険金の受け取り方が選べる
- 保険料払込免除特約をつけると、介護保険料が控除になる
毎月の保険料が少ない分、返戻率が高くなる
低解約返戻金なので毎月の保険料が通常よりも少なく、払込総額も安くなります。
ですがしっかりと最後まで解約せずに払い込めば受け取れる金額は通常と同じ。
通常のプランよりも払ったお金に対してもらえる金額が大きくなる、つまり返戻率が高くなるということです。
解約せず最後まで支払う必要があるので、途中で解約することのないようにしましょう。
保険金の受け取り方が選べる
払込期間が満期になった後は、一時金として一括で受け取るのが基本ですが、特約をつけると受け取り方が選べます。
一括ではなく一部を受け取って、残りは据え置いておくということも可能。
年金として分割して受け取るなど受け取り方には以下の種類があります。
【受け取り方の種類】
- 確定年金…一定期間年金を受け取れる期間を指定するタイプと金額を指定するタイプのどちらかから選べます
- 保証期間付き終身年金…生きている限り年金を受け取れます
- 保証期間付き夫婦連生終身年金…夫婦のどちらかが生きている限り年金が受け取れます。
契約から満期までは何十年も期間があるので、将来どのような生活をしているかを想像するのは難しいですよね。
そこで、積み立てた保険料の受け取り方を選べるようにしておけば、その時の生活に合ったお金の受け取り方が可能になります。
受け取り方が選べる「保険金等の支払い方法の選択に関する特約」は保険料が不要な特約なので、必ず付けておきましょう。
保険料払込免除特約をつけると、介護保険料控除となる
万が一の場合に保険料の支払いが免除される特約を付与した場合、「介護保険料控除」の対象となります。
年末調整や確定申告で申請することで節税ができるのでチェックしておきましょう。
「米ドル建て終身保険(低解約返戻金型)」のデメリットとは?
普通の国内の保険とは仕組みが違う点も多いので、デメリットもチェックしておきましょう。
- 為替リスクがある
- 解約時に、解約返戻金を下回ってしまう恐れあり
- 保険料払込期間が短いほど毎月の保険料が高くなってしまう
為替リスクがある
金利が高いドル建て保険は払った分よりも多くの保険金が受け取れる可能性がありますが、その一方で受け取る保険金が大幅に下がってしまうリスクもあります。
これは保険金がドルの価値によって左右されるからです。
ドルの価値が上がれば受け取る保険金は上がりますし、価値が下がれば受け取れる保険金の価値も下がります。
この為替の変動によって生じるリスクを「為替リスク」といいます。
高金利のドル建て保険だからといって、必ずしも得をするというわけではないので十分注意しておきましょう。
解約時に、解約返戻金を下回ってしまう恐れあり
前述したように低解約返戻金型の保険は、毎月の保険料を下げる代わりに途中解約した場合に得られる解約返戻金が通常の7割になってしまいます。
きちんと最後まで払い込めば貰える金額は通常型のものと変わらないのですが、解約すると元本割れ(払い込んだ金額より受け取る金額が少なくなる)してしまうので、注意しておきましょう。
保険料払込期間が短いほど毎月の保険料が高くなってしまう
加入した際の年齢が高く、払込期間が短いと毎月の保険料は高くなってしまいます。
例えば保険金額を10万ドル、60歳を満期に設定した場合、30歳で加入すると毎月123.10ドル。40歳で加入すると毎月204.30ドルとなります。
25歳ならさらに安くなりますし、50歳ならさらに高くなります。
加入する際の年齢や満期をいつまでにするかという点もちゃんと確認しておくようにしましょう。
「米ドル建て終身保険」はこんな人にオススメ!
ここまでご紹介してきた内容を参考に、ジブラルタ生命の米ドル建て終身保険がどのような方にオススメなのかまとめました!
- 万が一の備えとして死亡保障や老後の年金としての備えを考えている人
- 医療保険と資産形成のための死亡保障を分散して持ちたい人
- 安い保険料で米ドル建て終身保険に加入したいと考えている人
- 満期まで解約せずに払い込み続けられる自信のある人
- 年金の受け取り方はいろいろな方法から選びたいと考えている人
上記の項目に当てはまる方は加入を検討してみるといいでしょう。
まとめ
今回はジブラルタ生命の「米ドル建て終身保険」についてご紹介しました。
低解約返戻金型を選択すれば少ない保険料で始められるので、ドル建て保険に初めて加入するという方にもオススメです。
ですが、ドル建て保険は為替リスクもあり、保険内容をしっかり把握していないまま加入することはオススメできません。
加入を検討している方は自分のライフスタイルに合っている保険かどうかなどを専門家であるライフプランナーなどに相談することをオススメします。
高金利で魅力的なドル建て保険だからこそ、専門家に相談したりよく調査したうえで検討してみましょう。
「生命保険に加入したいけどどれがお得なのかわからない」
「保険料の負担がきついから解約しようか迷っている」
「自分にとって一番最適な保険に入りたい」
現在日本で加入できる生命保険会社は数十社にのぼり、各社それぞれたくさんのプランを提供しているため、一人で保険選びをするのは非常に難しいです。
保険のビュッフェが提供する無料保険相談サービスでは、保険の専門家(ファイナンシャルプランナー)があなたに最適な保険を紹介してくれます。
保険相談は無料で出来ますし、もちろん「お話だけ聞いて加入しない」でもOK!
ご検討ください。
※保険の見直し一つで年間数万円以上の保険料が変わってくることもあります